イヤホンとか音楽のおはなし
こんばんは。路地と申します。
時々文字を書いていた方が心が安定していると思うときがある。
絵を描いて人に見てもらったり、人と話したり、歌ってスッキリしたりっていう波が今は遠くに行っているような。。
絵を描くことや音楽を聴いたり楽器を弾いたりすることより、文字を書いたり作ったりしている方がはるかに頭と心が落ち着く。なんでだろう?
まあそれにしても、ブログに何も話題がないのは良くないので
今回はイヤホンの話をしたいと思います。
もともと横文字が絶望的に覚えられない性質なので、新しいイヤホンどこのやつかとか見ないでパッケージ捨ててるマンです。でも大体はsonyかオーテク。
1つ前のがiPod付属のだったんで、音漏れとつけ心地が気になってたんです。カナル型じゃないとあんなに痛くなるのね!とか思いながら。もったいないから使ってたけど。
なので去年の冬からカナル型?で、無難に白いものということで買ったやつ。家PC用には水色のカナル型、どちらも長さ1m20cmくらいのものを使ってます。
ヘッドホン?いやいやこれはイヤホンのお話ですので。。
(ヘッドホンは少し苦手)
自分がイヤホンを初めて生活に取り入れたのって大体中学2,3年生の頃なはずだから、2004,5年くらいでしょうか。
中学2年生の時、友達から始めてCDを借りたのです。確かBUMP OF CHICKENの「FLAME VAIN」。ちょうど彼らが新曲「オンリーロンリーグローリー」を発売してオリコン1位とったときで、これまたちょうど兄が借りてきてたんだよね。シングルを。
その頃、普段レンタル店にお世話になることって習慣として全然なかったんですが、中学生ともなると周りが好きな音楽を自分で編集して聴き始めるわけです。自分で編集して聴くってのは嬉しいし、楽しいし、何より快感が違いますよね。うん。
それから自分もCDを借りることをするようになりました。一番近いGEOにはだいぶお世話になったものです。
そして、同じ頃初めて自分のCDを買いました。これも兄の影響で、「NARUTO」のアニメOPだったlittle by littleの『悲しみをやさしさに』のシングル。あと聴いてたのが、流行ってたレミオロメン。HY。ORANGERANGE。デビューしたてのいきものがかり。アジカン。あと覚えてるのが、アニメ「ボボボーボ・ボーボボ」のOP『Wild Challenger』とかとか。
そんな感じで「聴きたい音楽」を編集して聴き始めたんです。
MDで。
そう、あのMDです。自分の部屋が出来て、カセットテープとCDとMD、3つの機能が備わったAD機器を買ってもらった時期でもあったので、(やたら光るやつ!)もうそれしか頭にないくらい毎日毎日CD読み込みまくってました。ちゃんと曲目とアルバム名も書く!色ペンで。そしてMD収納ケース買ってきて棚にぎっちり収納するw 学校でのCD貸し借りが一番流行ってた時期だと思う。今じゃそんな光景ありえないのかな。あんま仲良くない子に借りパクされたりそれずっと忘れてたり。
MDプレイヤーも買ってもらったので、それはもうどこに行くにも持って行った記憶があります。おもちゃみたいなカシャカシャ感で、今考えるとバッテリー寿命めっちゃ短かったような。
そうですね。
中学3年生で高校決まってからケータイ買ってもらったので、中学2年から受験までの期間で音楽に対する熱の構えかたはガラッと変わったな。それまでは家に元々CDがたくさんあったので、それを聴いてたのと、あとはひたすらピアノと琴のレッスンレッスンでした。
初めて自分のイヤホンを持った時の快感は忘れません。
なんて!贅沢な聴き方!何処で聴いても音が全部聴こえてくる上に自分にしか聴こえない!しかも音こんなに大きくしていいんだ!!っていう快感、遠くの世界にあった音楽が突然自分のものになったような感覚。
そんなこんなで時は流れ、いろいろな変遷を辿りました。クラシック音楽、カセットでしか聴いたことなかったビートルズ、かっこいい男の人の声をイヤホンで聴いてた時期もありますれば、好きなアニメラジオをイヤホン大音量で聴いたりという、、甘美な経験でしたね。え、いいの?やっちゃうよ?いいの??みたいな。笑
音楽好きが高じて1台目のケータイは閉じた状態でiPodのディスプレイみたいなのが付いてる(もちろん常時再生可)ものにしました。
そして高校生活に入るわけです。
PCはまだまだ家族共用でしたが、アカウントは分けてもらって楽曲管理アプリをとりました。
高校でよく聴いてたのは
いきものがかり、AGIAN-KUNG-FU-GENERATION、BUMP OF CHICKEN、人からもらった(←ポイント)洋楽、The Beatles、マイケルジャクソン、ELLEGARDEN、Nothing's Carved In Stone、B-DASH、Perfume、サカナクション、アニソン。そんなもんでした。
ある日、いつものようにイヤホンで曲を再生しました。
流れてきたのはドラムパターンでした。
延々、聴けども聴けどもドラムパターン。
なにこれ?こんな曲入ってないよな。。。おかしいな。てかなにこれ!こわ!!
買い物に行った母を車の中で待っている時でした。
次の曲にしてみました。
流れてきたのは、よく知っているギターフレーズ。でも曲名思い出せない。
ひたすらギター。ギターソロで一曲終わる。
怖くなって途中でカーナビのテレビをつけました。よかった。ちゃんと音楽と、人の声が聴こえる。もう一度イヤホンに戻る。
今度はギターとドラムのバスの音だけ聴こえてきた。
あ、これは繰り返し聴いてる曲だからわかった。B−DASHの「栗坊」だ。
この曲ベースだけじゃわかんない!おお、バンプか!
結局↑みたいな感じで、いつの間にか曲当てゲームみたいなことになってました。
イヤホンの故障っていうところにたどり着いたのは、母が買い物から戻ってきてからでした。
みなさまこんな経験ありますか?
最初はぞくっとしましたねー。
自分の耳がおかしくなったのかと思ったし、白昼夢かと思った。
いつも音に支障が出るまでイヤホン使い潰す派なので、それからも一回はそんなことがあったかな。といっても、曲の一部だけギターなくなったり。声だけになったり。あんな綺麗に一曲丸ごとひとつのパートっていうのはもうなかった。
今思えば市販マスター音源の、聴けるはずない1つのパートだけを聴けるっていうのはなかなか貴重な体験だったのかもしれないです。
DJとかVJの人たちは音源分解したりしているのだろうか。
全く世界が変わりそうですね。
楽器弾く人なら結構面白いと思う。
ギター、ベースは特に面白かった記憶。ベースなんか未知の領域だったから、こんなフレーズ弾いてたんだ!こんな風に弾いてると曲になった時ああ聴こえるんだ!って結構興奮した。
こんな感じで今夜は締めたいと思います。
クソどうでもいい話だったと思いますが、みなさま、なんかそんな感じの時期のことを少しでも思い出していただけましたでしょうか。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
良い夢を〜。
路地.